第18回ウォームアップで復習すると、1.4倍忘れにくい
はじめに
前回の記事では、こまめな学習が知識の定着につながることをお話しました。
今回は、知識の定着に効果的な学習スタイルについて調査しました。
復習すると忘れにくい?
「復習すると忘れにくい」と聞いたことがある人は多いと思いますが、それは本当なのか、本当だとすると効果はどれくらいなのか、ということが今回のテーマです。
atama+ではAIが各生徒の理解度を分析し、習得していると判断すれば合格となります。合格した後も単元の定着のために、「ウォームアップ」という復習中心の学習をAIがおすすめします。そこで忘れているとAIが判断すると、もう一度同じ単元の内容を学習することをAIがおすすめします。いずれのアクティビティもAIのおすすめを基に、生徒がどこを学習するか自分で選んで学習を進めていきます。
今回は「ウォームアップ」を選んでいる生徒と、そうでない生徒について、確認テストでの理解度を調査しました。
「ウォームアップを1回以上学習」、「ウォームアップを1回も学習していない」の2グループに生徒を分けて、合格取り消しとなった単元数を調査したところ、ウォームアップで学習している生徒は、合格が取り消される単元数が少ないことがわかりました。その差は約1.4倍の開きが出ました。
この結果から、復習をすると忘れにくいことが分かりました。学びは一度だけではなく、繰り返し行うことで深まります。みなさんもatama+のウォームアップ等、復習をしてみてください。
補足
※ウォームアップで学習している生徒を「復習する生徒」と定義しています。
※ウォームアップの学習回数を基準にしてグループ分けしており、学習時間が伸びるとウォームアップを1回以上学習している生徒は増えていきま す。そのため今回の調査では、一定の学習時間の生徒を抽出して分析しています。
※確認テスト1回あたりの合格取り消しとなる単元数が少ないことを「忘れにくい」と定義しています。
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